北九州ゆめみらいワーク2024|VR重機シミュレーターで未来のプロを育てる山協港運の試み
北九州市で開催されている「北九州ゆめみらいワーク2024」は、地元で育った中高生が早い段階から仕事や進学について考え、地域の魅力を知ることを目的としたイベントです。今年も多くの企業が参加し、若者たちに魅力的な企画を提供しました。山協港運は今年で3回目の参加。今回は初めての試みとして、VR(メタクエスト3s)を活用した重機体験コーナーを設け、多くの学生に楽しんでもらいました。
今回の目玉企画は、重機を模したシミュレーターゲーム「重機でGo」。このゲームは、実際の作業環境や重機操作をリアルに再現することを目指して開発されました。プレイすることで、重機操作の基本スキルを学べる設計となっています。通りかかった学生たちは、最新のVR機器に興味津々。「重機でGo」に挑戦し、3分を切るスピードでユンボに乗って土を積み込むステージをクリアする猛者も現れました!
山協港運では、日本コークス作業係で実際にユンボを使った船内作業が日常的に行われています。今回は、港湾荷役の現場をよりリアルに体験してもらうことを目的にこのVR機器を導入しました。この試みを通じて、若い世代に港湾業務の魅力を感じてもらい、地元の仕事への理解を深めてもらえたと感じています。
イベントを通じて、今年秋に本格始動した公式Instagramアカウントの閲覧数も急増。若者たちに山協港運を知ってもらう大きなきっかけとなりました。山協港運は、地元北九州に根ざした企業として、来年度も「北九州ゆめみらいワーク」に参加予定です。次回はさらに魅力的な企画を準備し、学生たちに仕事のやりがいや地元で働くことの楽しさを伝えていきます。